(イラスト寄贈:左ゲンゴロウさん。イラストありがとうございます。)

 「遙けき塔と白い君」

   
 世界に神あり。祖は天空に在りし御神。
 御神は血肉を分け与え、七つ神を産み賜う。
 すなわち世界に八つ神あり。
 主神たる御神、天空を離れること能わず。
 七つ神を地上に降ろし、これを封(ほう)ずる。
  武神ハイスト
  戦神トゥース
  統神フェンシル
  祭神ペルパ
  地神ディフェス
  裁神ピアス
  冥神ヘアレント
 よって、世界は七つ世となる。
        【クラハム聖典 第一章 第三節】

 ・プロローグ

 ・第一章「エルトの砂漠と白の雁」 1         

 ・第二章「追憶の砂漠と過去の夢」 1      

 ・第三章「砂漠の民と白の塔」 1            

 ・第四章「忘却の人と無知な神」 1      

 ・第五章「少女と少年と砂漠の決戦」 1         

 ・エピローグ




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